Gitをコマンドで操作する。格好良さの先にある「エンジニアとして考えること」

エンジニアとして働いていると、切っても切れないのがGitです。

「必ず使う」と言いたいところですが、私自身の経験を振り返ると、新卒で入社した会社では使っていなかったので、意外とそうでもないケースもあるのかもしれません。

ただ、いざ使い始めるとGitをマスターするのは本当に難しいと感じます。

長く使っている今でも、Gitに限らずわからないことはたくさんあります。

今回は、私がGitを学ぶ上で助けになった本や、最近感じている「ツールとの向き合い方」について書いてみます。

Gitを学ぶなら、まずはこの一冊

Gitを学ぶ上で心からおすすめしたいのが、こちらの本です。

Pro Git 日本語版電子書籍公開サイト

この本には、Gitの基本的な仕組みからチーム開発でのワークフローまで、エンジニアが知っておくべきことが網羅されています。

これを読み込み、一通り使いこなせるようになれば、Gitで困ることは格段に少なくなるはずです。

GUIツールの便利さと、CLI(コマンド)の真価

Gitを使い始めた当初、私は TortoiseGit などのGUIツールを使っていました。

GUIは操作が直感的で、コマンドを詳しく知らなくてもなんとなく使えてしまいます。

導入のハードルを下げてくれるという意味で、非常に有用なツールです。

しかし、『Pro Git』には非常に重要な指摘がありました。

「GUIツールではできないことが存在するが、Gitコマンドならすべてのことができる」

GUIツールしか触っていないと、いざという時にコマンド操作で詰まってしまいますが、逆(コマンドが使えてGUIで困る)はありません。

つまり、本質を理解して自在に操るなら、コマンドを覚えたほうが良いということです。

「コマンドが使えるエンジニアは格好いい」という動機

正直に言うと、私がコマンドを使い始めたのは「黒い画面でコマンドを叩くエンジニアって格好いいな」という、ちょっとした憧れがきっかけでした。

でも、そんな単純な動機でも良いと思っています。

実際にコマンドを使えるようになった上で、補助的にGUIを使うようになると、エンジニアとしての視座が一段上がったような感覚がありました。

AI時代の今こそ「考えること」を大切にしたい

最近は VS Code で開発することが増え、AIがコミットメッセージまで考えてくれる非常に便利な時代になりました。

しかし、便利さと引き換えに「自分で考えること」をやめてしまうと、エンジニアとしても、あるいは社会人としても、どこかで限界が来てしまう気がしています。

効率化できるところはAIに任せつつも、その裏側にある仕組みを理解し、自分の頭で判断する。

ツールに使われるのではなく、ツールを使いこなす。

そんな姿勢をこれからも大切にしていきたいです。

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